<2008年>
平成20年12月~ 環境保全ボランティアサークルで参加したメンバーと共に任意団体を設立
<2009年>
平成21年01月~ 任意団体として多方面(環境保全、視覚障害者ガイドヘルパー、指点字ボランティア、難病児支援、児童養護施設支援)で
ボランティア活動を定期的に行う
<2010年>
平成22年05月~ 児童養護施設を中心に支援する団体としてNPO法人を設立
<2010年>
平成22年06月~ 一般財団法人セブンイレブン記念財団と社会的養護環境整備事業を開始
<2011年>
平成23年03月〜 東京都、埼玉県ボランティア 紹介事業(生活、学習、遊び) を開始ボランティア会員数: 214名
<2012年>
平成24年04月〜 児童養護施設のアフターケアを研究・実態調査アフターケアの問題解決策の一つとして
全国児童養護施設の寄付文化を実態調査(全国の児童養護施設にアンケート調査の実施)
<2013年>
平成25年05月〜 アフターケアの問題を解決するために全国児童養護施設総合寄付サイトの制作
(全国の児童養護施設に事業に関するご案内書を送付)
<2014年>
平成26年06月〜 全国児童養護施設総合寄付サイトの事業開始
(初年度、東京都49施設をモデリング)
<2016年>
平成28年03月〜 全国児童養護施設総合寄付サイトの東京都をモデルリングすることに成功
(全国の児童養護施設に事業開始のご案内書を送付)
<2017年>
平成29年04月〜 開発費の援助を受け、全国児童養護施設総合寄付サイト 全国版スタート
<2018年>
平成30年03月〜 全国児童養護施設総合寄付サイト目標額の寄付を集めることに成功
<2018年>
平成30年04月〜 施設を卒園した子どもを対象に夢をユメで終わらせないプロジェクトの立ち上げ
<2019年>
平成31年04月〜 事業規模を広げるために一般財団法人日本児童養護施設財団を設立
NPO法人の事業を財団法人に移行
<2019年>
令和元年06月〜 児童養護施設クリスマス予算の実態調査
(全国の児童養護施設にクリスマス予算についてのアンケート調査の実施)
<2019年>
令和元年10月〜 クリスマス予算の解決に向けてあしながサンタサイト制作
(全国の児童養護施設に事業に関するご案内書を送付)
<2020年>
令和2年08月〜 あしながサンタの事業開始
<2020年>
令和2年10月〜 オンライン美術館 日本子ども未来展の事業開始
<2021年>
令和3年02月〜 FM世田谷にてON AIR もっち〜ラジオの番組開始
<2021年>
令和3年04月〜 児童養護施設の子ども達向けのもっち〜ナビ企業求人サイトの事業開始
〜現在に至る
名称 | 一般財団法人 日本児童養護施設財団 Japan Children's Home Foundation(通称:JCF) |
---|---|
設立 | 2019年4月1日(一般財団法人認証) 2010年5月10日(NPO法人認証) 2008年12月1日(有志団体設立) |
所在地 | 〒107-0062 東京都港区南青山3-4-6 2F |
連絡先 | お問い合わせフォームへ |
役員 | 7名 理事長 江原 均 (えはら ひとし) 副理事長 上原 恵介 (うえはら けいすけ) 事務局長 本郷 暁洋 (ほんごう あきひろ) 他理事 4名 監事 1名 評議員 3名 |
協力 | 児童養護施設 施設長・職員 児童養護施設 卒園者 ゆい法律事務所 代表弁護士 中村 大祐 |
後援 | 特定非営利活動法人社会的養護の当事者参加推進団体日向ぼっこ |
一般財団法人 日本児童養護施設財団 理事長
さいたま市児童養護施設元児童指導員
江原 均(えはら ひとし)
私たちの活動は、現場の職員の「声」、子ども達の「声」であります。もし、この「声」を「カタチ」にする日が来るのであれば、多くの児童養護施設の子ども達が救われます。
社会的養護下に置かれた子ども達にも、失敗できる環境を、そして再チャレンジできる環境を創れるように、私たちは活動を続けて参ります。
ある日を境に、彼女の体に痣が目立ち始めました。
そして、理由もわからないまま学校を休みがちになり、ついには転校してしまったのです。
担任に彼女の行方を尋ねても、個人情報の関係上、教えていただけませんでした。
彼女は親からの虐待により保護され、施設に行ったという噂だけが残りました。
それから3年後、ある事件が起こりました。
自宅からそう離れていない公園で、17才の少年が集団暴行により殺害されたというものでした。
その事件には、行方不明の彼女が関わっていたというのです。
中学のころの彼女は、笑顔を絶やさない明るい性格が印象的でした。
そんな彼女がひどい虐待を受けていたとしたら、その心の傷をどのように癒していたのか、あの時、私にできたこととは…そう思うと悔やまれます。
そして、この日本社会にどれだけの子ども達が被害にあっているのでしょうか。
果たして、私の友人だけが特別だったのでしょうか。
私は児童養護施設という所には、どのような子ども達がいて、どのような生活をしているのか知りたいと思うようになりました。
そんな私は、大学時代に児童養護施設へボランティアをさせていただけるきっかけがありました。
そのきっかけが元に、数年後には児童養護施設を支援するためのNPO法人を作り、その後、児童養護施設で児童指導員として働くようになりました。
そして児童養護施設の子ども達と関わるようになり、彼女の心の問題の一つに触れることができたような気がしました。