子どもたちを取り巻く環境
現状として、知ってもらいたいこと。
私たちが解決したい課題
児童養護施設暮らす子どもたちの入所には、さまざまな理由があります。
子どもたちは、自らの希望ではなく、止むを得ない選択として施設で暮らしています。
そして日常一緒に過ごす職員たちは、両親の代わりとして子どもたちに愛情を持って接しています。
そんな中で、出てくる課題と向き合うために、まずは子どもたちのことを知っていただきたいです。
子どもたちは、自らの希望ではなく、止むを得ない選択として施設で暮らしています。
そして日常一緒に過ごす職員たちは、両親の代わりとして子どもたちに愛情を持って接しています。
そんな中で、出てくる課題と向き合うために、まずは子どもたちのことを知っていただきたいです。
数字で見るこどもの現状
厚生労働省の調査や、全国の児童養護施設607施設を対象に実施した
アンケート実態調査(内389施設より回答有)により、
明らかとなった施設や子どもたちの現状です。
この現状から課題を見つけ、事業の運営などに取り組んでいます。
アンケート実態調査(内389施設より回答有)により、
明らかとなった施設や子どもたちの現状です。
この現状から課題を見つけ、事業の運営などに取り組んでいます。
全国の児童養護施設数
610施設
令和4年3月末現在
福祉行政調査
施設で暮している子ども
2万3,008人
年齢2歳〜18歳の男女
2020年3月厚生労働相調査
入所中の子どもの年齢2018年4月厚生労働省調査
総数 27,026人
0〜5歳
3,232人
全体の12.0%
6〜11歳
9,431人
34.9%
12〜17歳
1万2,418人
46.0%
18歳以上※
1,914人
7.1%
※通常18歳で児童養護施設を退所しなければなりませんが、制度の
変更により、一部退所延長が認められている施設があります。
変更により、一部退所延長が認められている施設があります。
子どもの入所期間2020年3月31日 厚生労働省調査
入所期間の平均
5年
10年以上入所する子どもの割合
15%
子どもが施設で生活する理由2018年4月厚生労働省調査
総数 27,026人
親からの虐待
1万2,210人
親の精神疾患等
4,209人
破産等の経済的理由
1,318人
親からの拘禁(監禁)
1,277人
親の就労
1,171人
児童問題による監護困難
1,061人
親が行方不明
761人
親の入院
724人
親(父・母または父母)の死亡
684人
親の離婚
541人
親の不和
240人
その他・不詳
2,830人
児童虐待の対応件数2020年8月27日厚生労働省調査
心理的虐待
12万1,325件
全体の59.2%
身体的虐待
5万33件
24.4%
ネグレクト
3万1,420件
15.3%
性的虐待
2,251件
1.1%
児童虐待の経路別件数2020年8月27日厚生労働省調査
警察等
10万3,619件
全体の50.5%
近隣知人
2万7,641件
13.5%
家族親戚
1万6,763件
8.2%
学校
1万3,643件
6.7%
入所ケースの変化
近年、虐待を受ける子どもとともに、発達に障がいを持つ子どもの割合も増えてきており、
児童養護施設内に専門的なケアを取り入れる必要性が増しています。
児童養護施設内に専門的なケアを取り入れる必要性が増しています。
虐待を受ける子どもの割合推移
発達の障がいを持つ子どもの割合推移