お知らせ 日本児童養護施設財団の活動報告
2023年09月25日
お知らせ

児童養護施設「カルテット」夏のキャンプ

大自然を満喫 夏の思い出

新型コロナウイルスが5類に移行し、制限が緩和されたこともあり、夏の行事が久しぶりに行えるところが多いのではないでしょうか。 児童養護施設カルテットさんの一大イベントの夏のキャンプ。4年ぶりの開催となりました。 夏の一大イベントということで、私たち財団も開催に協力をさせていただきました。 キャンプ開催にあたり、カルテットさんよりキャンプでの子どもたちの様子や素敵な写真が財団に届いておりますので、ご紹介します。

キャンプ当日の朝

キャンプの荷物を抱えて抱え賑やかにワゴン車に乗りこみ、キャンプ場に向かいます。職員の運転で和気あいあいの車内、会話も弾みながらの道中、予定通りの到着に歓声が湧きあがりました。早々に荷物を降ろして、川遊びが始まりました。
「冷たい!」「気持ちいい」「滑った」子どもたちの声が響き渡ります。あっという間にシャツもズボンもずぶ濡れ、カルテットでは味わうことができない貴重な体験がスタートしました。

お昼は清流の川音、風に触れ合う木々のざわめき音に包まれての流しそうめん
「とれた!」「これ僕の」「流れちゃった」「うんめー!」満面の笑顔で食した素麺、普段と違った味わい方に一喜一憂、その様子を見ながら職員の箸も進みました。

魚の掴み取りイベント

軽トラックに荷台に元気よくニジマスが到着。川に放たれたマスを追いかける子どもたち。
素早い動きに翻弄される姿に思わず「がんばれ!」「ここにいるよ」「みんなで協力して」子どもたちと職員が一緒になっての声掛けが河原中に響き渡りました。「さわった、さわった」「あ~あにげちゃった」「つかんだ、つかんだ」大はしゃぎの子どもたちの姿がとても印象的でした。

続いて、掴んだ魚を捌いて串刺し作業、釜戸の火起こし作業、ニンジン・ジャガイモ・タマネギのカット作業、次から次へと初めての体験が展開されていきます。飯盒を使っての炊飯に期待と不安で挑戦する子ども、釜戸に向かって大汗で風を送る子ども、串刺した魚を根気よく焼く子ども、普段の生活とは一味異なった生き生きと溌剌とした様子が随所に見られました。少し焦げたごはんに熱々のカレーでの晩御飯、満足そうな笑顔が満ち溢れていました。

夜は花火大会

大きな円になって、手持ち花火が暗くなった空を照らします。静まりかえった河原に煙にかすんで見えるカルテットの仲間たち、幻想的な光景に包みこまれました。大きな輪に様々な光が集まり、カルテットの子どもたちと職員が一つになって輝く象徴的な空間でした。楽しいイベントが明日に繋がるよう願いながら、屋外のテントに潜り込みます。

テントの中には、寝袋が運び込まれています。まさかこの真夏に寝袋が活躍するとは思ってはみませんでしたが、明け方になって功を奏することとなり、大自然の驚異を肌で感じることもできました。

キャンプ2日目

元気に集まりパンとスープ、卵料理での朝食、昨日の出来事もさることながら、今日の遊びの話題で盛り上がる賑やかな食卓となりました。食事が済むとすぐに川遊びが始まります。昨日と違って水の冷たいことに驚く子どもたち、網をもって小魚を追いかける子ども、掴み残したニジマスを追いかける子ども、ライフジャケットをまとい深場に飛び込む子ども、実に様々な遊びを工夫しながらキャンプを満喫しています。

河原ではスイカ割りイベントの始まり

河原では大きなスイカが並び、子どもたちと職員と一緒になったスイカ割りイベントの始まりです。「もっと右・右、ちょい左」「前々、行き過ぎ」「そこ・そこ思いっきり」、河原に声援が飛び交います。棒がスイカに当たると大はしゃぎ、「次は、わたし・ぼく・ぼく」職員も一緒にスイカに向かって葛藤です。見事に割れたスイカに舌鼓、おいしい空気と甘みがからだ中に染みわたっていきます。

夏のキャンプの終わり

いよいよ、帰り支度を済ませて車に分乗、楽しかったキャンプ場を後に帰路につきます。イベントの終わりは、帰る途中に立ち寄るスーパー銭湯です。2日間の思い出を胸に身も心もリラックスタイム、そして、レストランにての夕食が待っており、思いおもいのメニューを楽しみ、大満足のサマーキャンプにすることができました。

キャンプを通して

夏のキャンプは普段体験することの出来ないことがたくさん経験出来て、自分にも出来るんだ!と自信に繋がっていったり、
友達や相手を思いやる気持ち、自然の中で過ごす中で美しいものに感動する心も育む素敵な機会になっていると感じました。
又、子どもたちや職員さんとの人間関係も深める素敵な場になっているものと思います。

私たち財団は子どもたちに素敵な機会を作っていけるように子どもたちのことを支えていきたいと考えております。

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日本子ども未来展は、児童養護施設の子どもたちの豊かな成長を願うと共に、子どもたちが描く絵画を通して日々の生活だけでなく、子どもたちがそれぞれ持つ「夢」や「希望」を自由に表現する事で自分たちの将来について考える「きっかけ」を持ってもらうことを目的に実施しております。是非ご入館してみてください。子どもたちの素敵な感性や表現力の高さを垣間見れるので手を差し伸べたくなると思います。
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【寄付】あしながサンタ

2019年8月に全国の児童養護施設(607施設)へ、クリスマスに関してのアンケート調査を実施しました。アンケート調査により、1施設あたりの子ども1人に対してのクリスマスプレゼント代の平均予算(約3000円)がわかりました。そこで分かったのが、どの施設も子どもたちが施設生活を送る上で、不自由がない生活を送らせるために、クリスマスの予算を、習い事、衣服費、小遣い、ユニット旅費などに、適切に振り分けられていることがわかりました。ここに私たちがサポートできることがあると考えました。
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