お知らせ 日本児童養護施設財団の活動報告
2022年12月01日
日本子ども未来展

【開催中】日本子ども未来展

 

<日本子ども未来展とは>

日本子ども未来展は、児童養護施設の子ども達の豊かな成長を願うと共に子ども達が描く絵画を通して、日々の生活だけでなく、子ども達がそれぞれ持つ「夢」や「希望」を自由に表現する事で自分たちの将来について考える「きっかけ」を持ってもらうことを目的に実施しております。また業界の心理分析の一環としても役立てられたらと考えております。

< リアル開催!!日本子ども未来展 in 石川町 >

<オンライン美術館へ行ってみよう>


 

 

<ぐちゃぐちゃではない!子どもの絵の仕組みを知ろう>

幼い子が描いた作品には一見グチャグチャに描いたように見えてしまいますが、実は一つ一つに仕組みがあります。特に幼い子どもは絵を「どう見えるか」よりも「何がどこにあるか」を描いたものだと考えています。ただの丸をママと名付けた子どもが、丸の中に目や鼻・口などを付け加えることで、ママの顔を描いたということではなく、「ママには目と鼻と口があるよ」という言葉に近いものになるのです。ぐちゃぐちゃに塗りつぶしたかたまりでも、その子なりのメッセージが込められているのです。

また、子どもは新しい発見をしたときなどに、絵に色々なものを付け加えていくようになります。人の顔だけでなく、足や手、立っているように描いたり色んな姿を表現するようになってきます。

5歳までの子どもの絵の特徴は、ほとんどは直線で描かれています。手や足の曲がり方、建物などまっすぐに描かれていることが多いです。この特徴もしだいに5歳を過ぎると、奥行きのある絵を描けるようになったり、手足を曲げることで動きを表現できるようになっていきます。

児童養護施設の現場の職員たちも子どもの描いた絵を観察してその子の内面を知る一つの基準とすることがあります。また施設専属の臨床心理士の方々は実施に、両親から受けたひどい虐待や、学校で起きているいじめなど、絵を通じて心理分析をしております。

子どもが描く絵は、心情を読み取る一つの方法なのです。

 

<お絵描きで分かる心理分析>

日本子ども未来展を開催してから、改めて児童養護施設の子ども達の絵をじっくり見る機会が増えました。
どんな気持ちで描いたのか、描いているときは楽しみを持って描いていたかなど、表現方法が乏しい子どもにとって大切な自己表現の場ともなっています。

子どもがどんな絵を描いているのか、どんな色を使っているのかを大人がきちんと汲み取ってあげることで、子どもの愛情表現やSOSに早く気づいてあげることができるのです。

 

<絵を描くことでストレスが発散されている>

「子どもだから」と子どもに対して子ども扱いをしすぎていると、少なからず精神的に負担になっていたり、マイナスな感情を抱えさせていることになっています。子どもだって立派な一人の人間です。大人からのストレスを、子どもは絵を描くことで発散していることもあります。好き・楽しいというプラスの感情ならば良いことなのですが、時に子どものお絵かきには助けて欲しいという心の声が現れていることもあります。

 

<色の持つイメージ>

<人物の持つイメージ>

子どもは、お友達やママ・パパ・先生など知っている人の顔を描くこともとても好きです。嬉しそうに絵を見せてくれた時に注目したいのが、人の顔の表情です。心理学的には、子どもが描く人の顔の表情は、描かれた人がその子に対して一番見せてくれた表情だと言われています。怒っている表情・笑っている表情・困っているなど表情、子どもの絵を観察してみて下さい。視線が合わない表情を描いていたら注意が必要となります。

 

<絵の力強さ>

子どもの絵の力強さは、自信を表しています。画用紙いっぱいに大きく描いたり、太い線で思い切り描いたりしているのは、とても良いことですが、ときどき細い線で薄く小さく端の方に絵を描いていることがあったら、注意して見てあげなければなりません。本当は大きく思いきり描きたいけど、不安や自信がなくて失敗を恐れているような証拠です。子どもは、一度大きく叱られたり自信を無くしてしまうような体験をすると、萎縮してしまい、自信を取り戻せなくなってしまいます。

 

<日本子ども未来展を通じて伝えたいこと>

私たちは絵を描くきっかけを意図的に作り、一人ひとりを大切にプラスの評価をしています。プラスの評価をすることにより自信をなくしてしまった子も、自信をつけるきっかけとなります。そして日々業務に追われている児童養護施設の現場の職員が、自分のことを褒めてくれるという環境作ってあげることが入所中の子ども達にとって重要なことなのです。

 

<ご寄付のお願い>

あなたの行動が子ども達を笑顔にするための行動に変わります。




オレンジの羽根募金

児童養護施設の子どもが安心できる社会づくり
「オレンジの羽根運動」は、児童養護施設の現場職員が発足した社会活動です。
入所中の子どもたち、卒園する子どもたちにとってより良い社会で生活するために児童養護施設を正しく知っていただき、
共に支える大人の輪をつくることが目的です。
そんな想いで、私たちはこの活動を行なっています。
多くのみなさまへ活動を周知されるご協力をよろしくおねがいします。
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【FM世田谷/放送中】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ


お笑いタレント“はなわ”と女優の“岩崎ひろみ” がお届けする『ON AIR もっち~ラジオ』♪” 子どもたちの“ワクワク♪”を、もっと大きく膨らまそう ”をテーマに、“はなわ”“岩崎ひろみ”が、子育て経験も交えて面白おかしく元気にお届けします!

〈放送日時)毎週日曜日/11:00~11:15
〈パーソナリティ〉はなわ 岩崎ひろみ
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<過去の放送を聴いてみる>

【公開中】Youtubeチャンネル


日本児童養護施設財団のYoutubeチャンネルにて、『もっち〜とあっき〜が行く施設長インタビュー』『応援メッセージ』『ON AIR もっち〜ラジオのアーカイブ』『寄付サイト』のPVが公開中です。チャンネル登録して頂けますと幸いです。
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【無料掲載】卒園生対象 企業求人サイト

もっち〜ナビは就職を希望する子どもたちの選択肢が広がるように願いを込めて運営している児童養護施設専門の求人サイトです。施設で暮らす若さ溢れる子どもたちを積極的に採用したい企業のみが求人掲載をしているので、これから施設を退所する高校生や一度施設を退所した卒園児が再就職を目指す場合に活用してください。求人情報にある企業の窓口にご連絡をしていただけますと、求人担当から案内を受けることができます。この事業は営利活動ではないため、掲載課金、採用課金、応募課金、オプション課金は一切しておりません。掲載したい企業も随時募集しております。
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【開館中】日本子ども未来展 オンライン美術館

日本子ども未来展は、児童養護施設の子どもたちの豊かな成長を願うと共に、子どもたちが描く絵画を通して日々の生活だけでなく、子どもたちがそれぞれ持つ「夢」や「希望」を自由に表現する事で自分たちの将来について考える「きっかけ」を持ってもらうことを目的に実施しております。是非ご入館してみてください。子どもたちの素敵な感性や表現力の高さを垣間見れるので手を差し伸べたくなると思います。
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【寄付】あしながサンタ

2019年8月に全国の児童養護施設(607施設)へ、クリスマスに関してのアンケート調査を実施しました。アンケート調査により、1施設あたりの子ども1人に対してのクリスマスプレゼント代の平均予算(約3000円)がわかりました。そこで分かったのが、どの施設も子どもたちが施設生活を送る上で、不自由がない生活を送らせるために、クリスマスの予算を、習い事、衣服費、小遣い、ユニット旅費などに、適切に振り分けられていることがわかりました。ここに私たちがサポートできることがあると考えました。
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